C'MON ダンスワールド 【追加公演】
24 Jan 2004 , 25 Jan 2004
At Yokohama Arena
【第8章 想いはきっと…】
10分ほどで、場外の仲間の元に帰り着いた。
HIDEくんと御子柴くんは、既に帰還していた。両名とも元気そうだ。御子柴くんは笑顔である。
その後、続々と帰還してきたが、てんさんとノーちん、太さんはまだ帰ってこない。
もしかしたら崩れてるか、といらぬ心配をしてしまったが、間もなくそれは杞憂であったと証明された。
てんさん・ノーちん・太さんが帰還された。
ノーちんも格別の笑顔である。かえっててんさんが半ばふらついている。太さんも元気に戻ってきた。
なっち推しは、おしなべて笑顔で戻ってきた。嬉しいことだ。
しかし奇怪なことに、なっち推しが笑顔であるのと対照的に、そうでない人が涙を見せたりしている。
確か、圭ちゃん卒業式のときもそうだった。当の圭ちゃん推しが、そうでない人を励ますという図があった
が、全く同じことが繰り返されている。
「推しメンの卒業のほうが、強くいられる」という言葉は、真実なのかもしれない。
場外に出ると、半ば街宣車みたいなのがいたりして、全般的に地に足がついていない。
この場所まで帰ってくるのにも、途中「なっち卒業を祝して三本締め!!」
などとやっている連中がいたりした。はっきり言って迷惑である。
そして、しばらくその辺で余韻に浸っていたところ、係員による強制排除が始まった。
私もそれほどのんびりしている時間はない。てんさんの車がある駐車場に移動する。
そこでLSDさんに連絡を取ってみる。
よもやこんな早い時間に私が電話してくるとは意外だったらしい。なっち推しが全員押しなべて元気である
ことを伝えると、さらに驚いていらした。すこし雑談を交わして、電話を切る。
その頃になると、アリーナから仲間たちも合流してきた。しばらく興奮気味にトークを交わし、食事に向かう
という仲間たちと別れることに。
なっち推し諸氏やえいるさん・ゴーけいくん・ののーち大臣に別れを告げて帰路につく。
駅に向かうのは、私と空さん。
空さんは名古屋に帰らず、厚木界隈の知り合い宅に向かうらしい。
今日は慌しく、午後11時から「あなたがいるから矢口真里」の放送がある。
ライブ後の涙も乾かぬうちに移動し、さらになっちもゲスト出演するという。これは聴かないテはない。
新横浜駅で空さんと別れ、私もまた家路を急ぐ。
昨年7月27日、夏の代々木競技場第一体育館で宣告された日が、最近に感じる。
何だかんだ言いながら、過ぎてしまえばあっという間の半年間だった。
この2日間4公演を、この仲間たちと一緒に過ごせたことを、とても幸せに感じる。
午後11時半を回って、ニッポン放送「あなたがいるから矢口真里」でもうひとふんばりのやぐの元に、
卒業したてのなっちが訪問。サイリウム大作戦がとっても嬉しかったと言ってくれたりやぐと変わらぬ
トークをしてくれたり。永久保存版である。
翌日の報道は、ワイドショー・スポーツ新聞を中心に大々的に扱われた。
結局、在京発売のスポーツ紙は、ほとんど購入してしまった。
こういうのを見ていると「あぁ、本当に卒業してしまったんだなぁ」と改めて実感する。
でも、事実として、娘。は14人になってしまった。
なっちはソロ活動に向けて飛び立ったのである。
そんななっちを、私たちはいつまでも応援していく。
そのことが、なっち推しである人間の責務であり、なっちに対するお礼だと思う。
【安倍なつみさんへ】
6年間、おつかれさまでした。
あなたがいてくれたおかげで、私はここまでやって来れました。
あなたがモーニング娘。のメンバーで、本当に良かった。
そして、あなたのファンになって、本当に良かった。
輝く笑顔が大好き。
やさしい、大きな心が大好き。
ちょっと22歳と思えないほど無邪気なところも大好き。
歌っているなっちも、楽しそうにおしゃべりをしているなっちも、みんな大好き。
これほどまでに情熱を傾けて応援したアーティストはいません。
そんななっちに出会えたことを、運命と感じます。
その運命の出会いを無駄にすることなく、これからも応援を続けます!
そして、なっちが愛したモーニング娘。も、ずっと応援していきます。
最高の想い出を、ありがとう。
そして、これからもまたいっしょに、想い出を作ろうね。
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