C'MON ダンスワールド 【追加公演】
24 Jan 2004 , 25 Jan 2004
At Yokohama Arena
【第3章 緊張】
1月25日の朝、東京は一点の雲もない快晴となった。暖かな陽光が射す、穏やかな日だ。
私たちは午前10時に新橋駅に集合と言っていたが、2名を除き全員遅刻。私など9時40分に
集合場所にたどり着き、ひとりスターバックスのドリップを飲んだりしていた。後にノーちんと
太さんを迎えて立ち話をしたり、LSDさんに電話したりして時間を過ごし、全員そろったのは、
午前10時半近くになっていた。
ゆりかもめで2駅、竹芝駅のほど近くにある竹芝桟橋の公園で「22歳の私」ブックレットの撮影
地を散策したり撮影したりをする。
野郎連中が
「こっちじゃねぇの?」
「いや、アングルから見て絶対ここだよ!」
「どうも違う気がすんだけど」
「壁の汚れ具合とか見たらここじゃん?」
などと喧喧諤諤。周りには日向ぼっこの方々もいらしたが、どんな風に見えていたことか。
挙句の果てには、噴水の中にまで入り込み、なっちと同じ視点で見つめたりもしていた。遠くから
ROMったところ、相当異様な集団であった。
「22歳の私」初回版CD封入ブックレット 撮影地探訪 | |
2004.01.18撮影 竹芝桟橋公園より東京湾を望む | 2004.01.18撮影 竹芝桟橋公園噴水 |
※25日決行の現場めぐりの写真は、プライバシーに配慮して掲載を見送りました(管理人) |
その後、浜松町駅へと歩く。途中、車がそれほど通らない赤信号があったが、みんなして渡ってしまう。
ところが、小さい子がお母さんに連れられて「信号の色は何色かな?」「あか!」などとやっている。
これでは信号無視などできないではないか(←むしろ当然)。やむなく私は信号を遵守し、先行部隊に
放置される結果になった。
鬼子母神へ向かうという空さん、Ayukiくんと一旦別れて、私たちは京浜東北線と横浜線を乗り継いで
いよいよ会場近くへ。新横浜駅着12時32分。
太さん、ノーちん、御子柴くん、わちゅと私の5人で、駅近くにある焼肉屋で昼食。
さっきまでワイワイ騒いでいたのに、心なしか口数も少なくなってきた。
横浜アリーナの正面を見ると、前日とは比較にならない人だかりである。
私たちは仲間達といったん合流し、てんさんが停めている駐車場へ向かった。
今朝から太さんは緊張しっぱなしとか。私はまだそれほど緊迫していない。
外を見ると、特攻服の連中がそこかしこを闊歩している。中には氣志團のライブと勘違いしている
ような出で立ちの輩もいる。見ている限り、まことに面白い。
再び仲間の元に向かうと、いつも通り高めのテンションの方が多い。はやさんとまめさんも着いている。
また、関西地区からの方も多く見受けられた。この日の公演は、まさに全国各地からのファンで
埋め尽くされるようだ。
昼の公演は2時30分開演である。そろそろ行かねば間に合わない。
と、思ったときが既に遅かった。入場列は延々迂回させられ、いったん階段を上がって下りての
大蛇行である。当然、2時半には間に合わなかった。
なお、前日の夜公演から欠席していた紺ちゃんは、体調回復ならず、高熱のためにこの日の公演を
欠席するというはり紙が出ていた。
私にとってはある意味「引き継ぎ」の公演になるのだが、引き継ぎ先が不在という事態になった。
まことに心配である。
しかし、最後のあいさつのシーンだけでも登場してくれるだろうと心のどこかで思っていた。
特別警戒態勢下で厳重な手荷物検査が行われていたこと、さらに娘。の横浜アリーナ公演史上未曾有の
観客数もあって、各回とも定刻開演にはならなかった。結局、15分遅れで開演。
それにつけても、なっちコールが止まらない。
最後から2公演目は、アリーナEブロック(ステージサイド左)の座席。前が通路だったから、
ここもたいそう動きやすいし、ステージが近い。左隣は愛ちゅん推しであった。
比較的広かったので、飛んだり跳ねたりのたいへん充実した2時間を過ごし、いよいよ最終公演前の
休憩時間を迎えた。
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