モーニング娘。コンサートツアー2003・春

NON STOP!

2003年5月4日〜5日 さいたまスーパーアリーナ

 

第2章[第1回戦 4日夜の部]

 

 会場最寄りのさいたま新都心駅は、駅周囲のオフィスとさいたまスーパーアリーナのためにあるような

駅である。

 改札右手にNEWDAYS、会場に向かう道すがらの右手のビルにコミュニティストア、けやき広場の

1階にローソンと、一通りコンビニがそろっている。

 いずれも超のつく多客に対応すべく大増員体制で臨んでいるはずである。 




 私が着いたのが午後3時を回った頃であったので、ちょうど昼公演を終えて帰るか移動するかという客と鉢合わせになった。

 とはいえ、まだそれほどの大混雑を呈しているわけではない。やはり、本番は明日なのである。



(← さいたま新都心駅からスーパーアリーナ方面を望む)

 






 昨年の春に陣取っていた場所に行ってみると、案の定仲間たちが集まりだした。

 1号。さんは「ども、美貴ヲタです」とかまし、普段はまず着てこないヲタルックで登場された

のでやや驚く。てんさんとノーちんは中央2列目という超良席で多いに騒いできたとか。しまさんはごっちんコン

の素晴らしさに開眼し、下手をすれば誕生日ライブ@福岡までも行きそうな予感さえもする。

 

 私はこの夜、B9ブロックでののっち君との連番である。

 最近つとに「稲葉推し」を戴冠しているののっち君は、今もなお「私は薄いので」などと抜かしている

ので場にいる全員で耳を疑う。何せ、ののっち君と言えば先日の大阪公演で数列後ろにいたしまさんから「君たち、

うるさいから」とダメ出しされた身分である。どこを取っても「薄い」という切り口は見当たらない

 今日は右端のB9ブロックで、さらに通路側らしいので、ののっち君を通路側にして踊らせておくのが得策かなと、

いらぬことに考えをめぐらせる。

 

 午後6時。開演30分前に移動を開始した私たちは、そろってWゲートへ。

 ヲタ・ウォッチングのために持参したデジカメは潔く係員に預け、会場内へ。

 

 このツアーは、大阪で1度見たきりだから、この公演が2回目になる。

 

 定刻よりやや遅れてピアノの音色が響きだして、まもなくビジョンで紹介が始まった。

 今回のSEは珍しくマイナーで構成されているから不思議な感じである。

 

 公演内容については最終公演の部分をご覧頂きたいので割愛する。

 

 この公演に特筆すべきこと。

 隣はやっぱりうるさかった(笑)。

 

 私は叫ぶことはできても、絶叫はできないらしい。

 お隣は叫ばせると常に絶叫であるから歌も聞こえなくなる。

 

 4日の公演が終了した。

 刻一刻と、卒業の2文字が近づいてくる。

 

 公演終了後、続々と観客たちが移動して行く中で、私たちは相変わらずのんびりしていた。昨年はこの後に

オフ会をやったのだが、今回はそのような催しはないらしい。

 とはいえ、何か食べたいし飲みたそうな人もいる。新都心にいたとしても適当な店はなさそうだし、あっても

ヲタでいっぱいであろうから、大宮へ移動する。

 

 ちなみに、移動直前に余興で「燃焼系、燃焼系、アーミノしきー!」と歌っていたところわつお君は柱に

横向きで登り始め、一堂大喝采…だが間もなく滑落(爆)。

 本人いわく、いきなり腕に力が入らなくなったとか。びっくりしたが面白すぎる。

 

 晴れてこの4月から埼玉に凱旋したてんさんの車で移動する算段ではあったが、どうも人数が多すぎて3人ばかりは

電車で移動することになりそうである。ライブ中のアトラクションよろしく「ジャンケンぴょん大会」でクルマの席を

奪い合う。

 結果、途中で「俺、電車で行くわ」と言ったえいるさん、わちゅ、私の3人が離脱。大宮駅前で落ち合う約束を交わ

していったん別れる。

 

 わちゅは大宮駅で降りたところ「いやー、都会は怖い」と言っていた。彼は岐阜県下、駅から自転車で遠く離れた地

に住む。大宮もいっぱしの街であるが、えいるさんや私から見たら、まだまだ穏やかなところである。

 

 10分ほど待ってクルマ組が到着。

 居酒屋「いろはにほへと」に向かう途中、誰からともなく「うーん、ハニホヘートか」と言い出す始末。

これだからヲタ軍団の中にいるのは面白い。

 

 今日は自宅に戻って明日に備えなければならない。

 11時前にはお先に、と言って埼京線のホームに走っていた。

 

第1章
現在地 第2章
第3章
第4章
第5章
第6章
第7章
このレポの目次へ
レポ全体の目次へ
トップページへ