モーニング娘。コンサートツアー2002夏
LOVE IS ALIVE
2002.-9.22・23 神奈川県・横浜アリーナ
[第4章:ライブ中盤]
9.色っぽい女〜SEXY BABY〜
後日談ながら、10月初旬に、カントリー娘。からりんねの卒業が報じられた。
前々からそれらしい兆候は感じられたが、いよいよ現実のものになったかという感じである。
7月31日の大改編にチャミカンの関係が抜けていたことの事情はこれだったのかもしれない。
そんなことをつゆと知らない私は、遠く彼方のステージで歌い踊る4人を見ていた。
それにしても、分不相応な色香すら感じさせる歌である。一番しっくりくるのが、もっとも後輩の
まいちゃんだというのもなかなか可笑しいものだ。
10.やる気!It’s Easy
ごっちんソロ第4弾のシングル。もちろん、場内は総立ちになる。
歌詞の「大丈夫、きっと大丈夫」という言葉は、つんく♂氏のメッセージなのかもしれない。
並行ソロの前半では「オトナ」を意識したナンバーをリリースしていた彼女。それはそれでカッコ
良かったのだが、後半では等身大だったり、子どものお姉さん役を演じたりと、リラックスした笑顔の
ごっちんを見られた。私は後半のほうが好きである。
ステージ狭しと駆け巡り、ステージ左右の観客にもきちんと配慮し、さらに最近さらについてきた
歌唱力で圧倒的なナンバーにした。
今後のソロ活動がどう展開されるかは見ものだが、ごっちんのこのパワーがあれば、事は順調に進むに
違いない。身びいきではなく、本気で思う。
11.幸せですか?(ココナッツVer.)
セクシー8が今夏放ったスローバラードナンバー。
レフアが2月限りでココナッツを卒業した関係で、しばしココナッツとしてのシングルがご無沙汰に
なっていたが、よもやこの作戦を取ろうとは思ってもみなかった。
本来8人で歌うこの曲をたった2人でこなしたこと、本来ハッピー7でハジけてたはずのミカが
いきなりこれを歌ったことを含め「ココナッツよくやった!」と賛辞を送る。
ただ、つんく♂よ、ココナッツのために1曲書いてやってはくれないものか(素)。
12.ザ☆ピ〜ス!
後半戦の幕開けは、今なお高い人気を誇る曲だった。
梨華っちメインとして昨夏リリースの曲だが、スキのない展開や、分かりやすい合いの手などを
含め、私も好きな一曲。
場内は先ほどまでのユニットコーナーから一転、一気に爆発的な盛り上がりを見せ始めた…
と書きたいところだったが、私の左隣は、開演以来一度として立ち上がらない(笑)。周りがこれほど
大盛り上がりだというのに、影響されないあたりもまたスゴい。
13.LOVEマシーン
誰がなんと言っても、現在の娘。の人気が確立されるキッカケになった曲である。
そして、ごっちんが初めて参加した曲である。
あまりにお馴染みになりすぎた感すらある曲だが、いつ聴いても、いつライブでかかっても、
常に新鮮な感じである。
もう、この曲に関しての盛り上がりの様子は描写しなくてもいいだろう。
ただし、ごっちんの卒業公演であるというスパイスは、その盛り上がりにさらなる油を注いだ
ということだけは確かそうである。
[MC.2 その1]
前半は、なっち・圭ちゃん・梨華っち・あいぼん・よっすぃ〜・紺野ちゃんの6人。
梨華っち版のボイス・コラージュというのは言い過ぎか(笑)。
娘。ライブは、かなりリピーター率が高い(個人的見解)ため、後半になると、トークのネタも
観客が一緒に言ってしまうことが多い。
このため、このラップ「Ah,Ah」ネタもまた、会場内大合唱となってしまった。何も知らずに
いきなり場内に放り込まれた一般人が見たら、何を思うだろうか(笑)。
[MC.2 その2]
後半は、かおりん・やぐ・ごっちん・のの・まこっちゃん・愛ちゃん・ニイニイの7人。
こちらは、やぐ主導のコント(?)。
あるテーマに沿ってコメントをして、最後にボケが控えるという流れ。
ボケに対してツッコミを入れて、コケそうな間をおいて「俺たちゃ7人組、7人組」で落とすという
なかなかシュールなMCになった。
個人的には、これは好きな流れだ(笑)。
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