横浜公演
2001.11.03(祝)神奈川県横浜市・横浜アリーナ
[Chapter 1] Overture 〜序章〜
岐阜・リベンジライブに参戦してから中5日で、いよいよ娘。ライブ関東上陸の瞬間
を迎えた。
横浜アリーナの2公演は、すでにチケットが売り切れの状態で、チケットショップでも
12000円以上が相場だし、いい席ともなればその金額は計り知れない。10月末だった
か、原宿のチケットショップでセンター席2枚(六萬円也)を買っている親子を見かけ
た。ずいぶん金持ちやのぉ、とボーゼン。それほど今回の横浜アリーナのチケットは入手
しにくかったのだ。FC先行予約でもハズレを喰らう人が出るほどだから、一般発売のチ
ケット争奪戦の激しさは推して知るべしである。そんな中、幸運にもセンター席のチケッ
トが当たった。連番相手は当日、会場直前に決めるらしい。相手はトリさん、てんめいさ
ん、えいるさんの3人。誰と組むか、内心は戦々恐々である。
当日は、何と雨だった。どうも最近、娘。ライブの日の天気が良くない。単に私が雨男
になってしまっただけかもしれない(笑)。
現地に午後1時到着を目指したものの、所用で新宿を回ることになった。買い物を済ま
せ、急ぎ新横浜へ。たった一駅ながら、贅沢にも新幹線を利用する。余談ながら、東京か
ら新横浜に向かう途中、我が家をかすめるようにして通過する場所がある。ここで乗せて
くれ〜!と思わずにいられない瞬間である。東京からは「ひかり号」に乗車。一つ間違う
と名古屋まで連行される危険性があるので、特に注意した。我ながら小心である。
新幹線に乗ったところで、えいるさんから電話が入った。午後1時到着予定と伝えてあ
ったので、電話をくれたのだろう。時に午後1時02分…すんません、まだ東京駅でした。
新横浜駅に着くと、さっそく目に付いたのは、いつものバッタモン屋台群である。岐阜の
コンサートでは見かけなかった光景である。あぁ、関東なんだなと妙な感銘を受けた。え
いるさんに電話したところによると、氏のおられる場所には、3丁目の人間だけではなく、
KION組・モロコシファミリーなど、総勢30人ほどが固まっているとのこと。大
まかな場所だけ聞けば、すぐに分かってしまうだろう(≧∇≦)ブヒャヒャヒャ。
横浜アリーナに着くと、昼公演開場時間とほぼ重なっていたため、入口付近は大変な人
だかりである。やや外れて道路向かいにえいるさん・てんめいさん・ノーサイドさん・C
ANちゃん・パイパワーののさん・パーマーさん・1号。さん・RBさんら、そうそうた
る面々が顔をそろえていた。何やら異様な雰囲気である。この日は他にも、020くん・
FM145くん・紅くん・かおりすとさん・しまさん・(▼▼)=トリッキー偽人♪=さ
ん・ののっちさんと、もはや名前を列挙するだけでイッパイイッパイの方々とお会いした。
久々にお会いする方や、この間会ったばっかじゃん(笑)という人までさまざまである。
雑談を交わしていると、某組の方から「あ〜やや、ハイ!あ〜やや、ハイ!」
というコールが聞こえてきた。何事かと目を丸くしていると、事情を知るてんめいさんが
「雅流(まさる)さんだ!」と教えてくださった。氏はパーマークラブなどの常連さんで
ある。ずっと「がりゅう」だとばかり思っていたら、読み方が違ったらしい。氏は元来
かおりん推しだったそうだが、今はあやや推しにされてしまっているらしい。もはやネタ
のようだが、面白そうだ。またある時は「多〜萌え、ハイ!多〜萌え、ハイ!」
のコールを喰らうらしい(爆)。心から「なっち一推しを崩すまい」と思う瞬間である。
昼公演に参加される方がアリーナ内に移動したので、私たちも移動する。と、そこへ
(▼▼)さんが姿を現した。てんめいさんを探しているらしいが、とっくに会場に入って
しまった。後を追って慌てて入る(▼▼)さんであった。ただし、肝心のグラサンはして
いなかったのだが…(笑)。
020くんとFM145くんと別れ、私とえいるさんはグッズコーナーに回った。公演
開始後ならば混雑も緩かろうという狙いである。階段の上に誘導されたが、案の定、さほ
どの混雑ではないようだ。約40分で購入完了。IDカードを3枚(なっち・かお・のの)
購入。別に私が多萌えになったワケではなく、頼まれ物である。
いよいよ用のなくなった私とえいるさんは、とりあえず手近なキョンビニに向かう。私が
昼メシ抜きのままだったので、とりあえずラーメンを食べて腹ごなし。店内のBGMが「ザ
☆ピ〜ス!」だったのにはややウケ。道路向かいのビルの下で軽食タイム。冷たい雨の中で
ラーメンをすする…あったまるが、何か変な気分である。ふと周囲を見渡すと、喰い散らか
したままのゴミがある。えいるさん曰く「こんなことだから娘。ファンが悪く言われる
んだ」と。全くその通りである。ゴミの処理ぐらいできないなら、大人しく食堂で食べてろ
!と叫びたくなる今日この頃(笑)。私が食事中なので気を使ってゴミ捨てをして下さった
えいるさん、ありがとうございました。
午後3時半過ぎになり、元の位置に戻る。夜の部に参加する面々が到着する時刻である。
昼の部が終了するまでに、大方のメンバーが揃った。今回、連番同盟に参加した全員が揃った
ところで、連番相手の抽選…のはずだったが、なぜか相談で呆気なく決まった。私はてんめい
さんとの連番になった。最近なっちから愛ちゃんに推しが変わりつつあるてんめいさんだけ
に、どうなることやら(笑)。連番相手が決まると、あとは会場入りを待つのみ。今回の座席
はセンターの36列。やや後ろ加減だが、センターであることは喜ぶべきだと割り切っている。
午後5時前、携帯が鳴った。
誰からかなと思って見ると、発信者番号が「011−5xx」なんぞから始まる。札幌市の
局番である。しかし、札幌在住で知っているのはLSDさんだけだが、違う番号だ。間違い電
話かしらんと思いながら出てみると、何とLSDさんだった。後で聞くところによると、ご友
人宅のトイレ(爆)から掛けていたとのこと。何もトイレからじゃなくても…と思ってしまう。
回りにいた人々に電話を回す。こちらは受けているだけであるから、料金は向こう持ちである
(爆)。何でも、LSDさんは17日のメロンのイベント(@東京)のためだけに来ると言う。
何とも凄まじい…。お会いしたいですねと言って電話を切る。思わぬ刺客であった。
「そろそろ行かんと間に合わんぞ」という時間になったので入ってみると、喫煙所も兼ねる
ロビーは、空気が白く濁っている。スモーキーなのである。これはかなわんなぁと思い、すぐ
に場内に入る。36列の位置は、何とも微妙である。ま、始まってしまえば岐阜と同様、こっち
のものである。さらに「壊れっぷりもなかなかのもの」ともっぱらの評判のてんめいさんが
連番相手である。座席位置など、恐れるに足りないものだ。
午後6時40分、暗転すると、場内はいつものように大歓声に包まれていった。
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