神様の日常


基本的に管理人にとって「神様」とは藤子不二雄を指すのですが、
この日記では自分のことを神様と呼んでみたり、広義的にこのサイトの事を指したりします。

神様は多趣味なので、興味のない日記は読む時間を無駄にしないように
右上の構成要素で確認できるようになっていますからね。


平成17年11月15日 (火)妄想 100

妄想と言っても

 奇面組の二次創作の妄想ではありません。すみません。
 今日はしょーもなく、下のロリ絵話に妄想です。すんげー暇な方、どうぞ。


 ドームとかさぁ
 ロリ絵が協賛してたらロリ絵の看板とか出んのかなぁ
 んで、その看板にドカンと一発、ホームランを当てた選手には
 ロリ絵賞 ロリ絵いちねんぶん進呈

 「放送席、放送席、今日のヒーローは3階席を越す大きな大きなホームラン、小○原選手です!」
 「妻が喜びます」

 てゆーか、ロリ絵は花王です。喜ばれるのはエコナか、アジエンスあたりか。
 もしくは疲れた体にバブ一年分。
 周り中に配って、翌日全員いい匂いの日本ハム選手。桃の香り打線爆発。

 …ま、この辺で。お風呂のように打線が湿ってもらっては困りますからね。


奇面組関係のカウンターを回そう 日ハム関係のカウンターも回そう

平成17年11月12日 (土)福岡(野球バカ編…いやバカ夫婦編か) 100

アジアシリーズの途中ですが

 中国の選手はなかなかいいですねぇ。顔が。

 とりたてて話題もないので、オンナノコの秘密の話をしたいと思います。
 右上の構成要素に野球と入っていますが、期待しないで下さい。
 あと、神様はもう「オンナノコ」って歳じゃないでしょ、って突っ込みも却下です。

 福岡でお腹の痛くなった神様。
 オンナノコなの。うふ。 (←わかれよ男性陣)
 まだ時期的に早いと思って用意してなかったので、近くのコンビニへ。
 いつも使っているロリ絵の隣に、ロリ絵「エフ」なる商品を発見。
 「あ、これこの間ロリ絵におまけで1個ついてた奴だ。」
 男性陣には説明するのは難しいのだが、ロリ絵のシリーズには様々なラインナップがある。昼用・夜用等の大きさもあれば、ウィング(おパンツにしっかり固定するテープの部分)のある・なしといった機能、普通のよりも薄くアウターに響かないスリムタイプのものなど、色々あるのだ。オンナノコって大変。うふ。

 この、ロリ絵「エフ」なる商品は試供品で使った時に使い心地が良かった。スリムな割には立体的なのだ。フィットするのだ。引くな男性陣。
 ネックは値段。2倍してしまう。まぁ、今は旅行だし、少量パックで持ち運びに便利だし。

 試供品の名前を覚えてなかった神様、求めていたものをやっと手に入れて満足。この感動をダンナサマに伝えたいものの、やっぱりオトコノコ(と言う歳ではないのですが)にはしどろもどろで伝わりません。
 「ロリ絵の、えっと、いっぱいシリーズがあるんだけど、この『エフ』って奴がいいの。」

 ダンナサマは必死に伝えようとしている私を不憫に思ったのか、会話を返してくれました。

 「よくわからないけれど、君がファイターズが大好きだと言う事はわかった。」

 ろりえ「えふ」 → ろりえ「ふぁいたーず」?

 …なぁんか、弱そうなチームらねぇ。


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平成17年10月22日 (土)記憶 100

日本シリーズ第1戦ですが

 福岡へプレーオフを見に行って来ました。
 また長文で申し訳ないのですが、日付の順に、この下にアップして行きますので、お付き合い下さると嬉しく思います。

 とりあえず10月16日、福岡上陸をアップしました。 10/22 19:50

 日本シリーズ第1戦のビデオを見ながらうたた寝してしまい、起きたら奥田民夫とサンボマスターがセッションしててスゲーびっくりです。
 10月17日、ロッテの優勝の様子をアップしました。 10/23 4:45

日本シリーズ終わっちゃいましたが

 10月18日、柳川観光の様子をアップしました。 11/6 2:55
 近況として、個人的にJAF Mate 11月号の危険予知の問題はどうだろうと思っています。

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平成17年10月18日 (火)福岡(合唱編) 100

もうし、もうし、柳河じゃ、柳河じゃ

 北原白秋作詩、多田武彦作曲、男声合唱組曲「柳河風俗詩」。
 今では混声版も出ているのだけれど、もともと男声合唱として有名なこの組曲を私は歌った事はありませんが、コンクールや演奏会では何度も耳にしています。
 第一曲目の「柳河」の出だしがとても印象的で、タイトルにしてみました。

 「柳川の川下りは船頭さんがお話とかしてくれて面白いよ。」
 marbleさんが勧めてくれて、「柳川ってもしかしてあの歌の柳川かな」と思い出した。
 最後の一日くらい観光しなくてはと柳川へ行くことに。

 天神から小一時間、電車に揺られて柳川駅に着くとそこは何だかさびれていて、およそ観光地とは思えない駅前でした。そこは一つ「秘境」とかって単語で片付けて船着場へ。
 船会社に入っても出発時刻に合わず1〜2時間待つという。ここまで来て乗らないのもつまらないし、かと言って1時間待ちは随分だよねぇ、とグズグズ迷っていると、最後の最後に「他の船会社を紹介しましょうか」との事。早く言え!と思いつつも有難く次の船会社へ。
 そこでは15分程度で船が来て、ゆっくりと川下りの旅へ。

 とてもゆっくりと時間が流れていく。
 こう言った小さな船には松江(島根)で乗せてもらった事がある。確かお城の堀を一周した。松江の「城下町」として整備された町を流れるのも情緒があっていいものだったが、この柳川はフツーの川をフツーに流れて、フツーに民家や畑や学校があって面白い。

     

左) ね、フツーでしょ。
右) これはねぇ、ナマコ壁って言うんだって

 他にはスポーツで有名な柳川高校があったり、図書館を紹介されたり、そして何故かメルパルクを強調されて紹介されたり(笑)。メルパルクそんなに凄いか。そうか。

 船を降りると、そこは北原白秋の生家。今は記念館があります。柳川は白秋ゆかりの土地、駅を降りた時から沢山の歌碑が建っていました。
 白秋の生家は靴を脱いで上がる事が出来て面白かったです。昔の家はいいですねぇ。
 隣接した資料館では白秋の作詞した童謡などの楽譜が展示されていました。(でもこれって作曲者の博物館に飾るんじゃないんだねぇ?笑)
 白秋の詩は合唱や童謡など、沢山の歌になっています。私も特に気にしている訳ではないのだけれど、「あ、これも白秋だったのか」と言った感じ。

  あーめ あーめ 降ーれ 降ーれ 母ぁさんが〜♪ 「雨降り」(作曲・中山晋平)
  ゆーりかごーのー唄をー カーナリヤーがー唄うよー♪ 「ゆりかごの唄」(作曲・草川信)

待ちぼうけー待ちぼうけー ある日せっせとのらかせぎー
そこへウサギが飛ーんんでー出てー ころりころげたきのねっこ
(この歌碑が一番多かったなぁ 「待ちぼうけ」作曲・山田耕作)

 作曲家の名前は大御所ばかりで、私はむしろその楽譜に興奮しちゃいました。白秋関係ねぇじゃん。すんません。


 白秋記念館を出て、柳川の名物「うなぎ」を食べることに。
 何で「柳川」で「うなぎ」なんじゃろと突っ込みつつ、せいろ蒸しをおいしく頂きました。



 観光も終わりにして帰途につくことに。
 柳川駅前の観光用の看板を見て、ハタと気づく。

 あれぇ? ちくごがわ って書いてあるぅ…。

 丸山豊作詞、團伊玖磨作曲、混声合唱組曲「筑後川」。
 混声合唱組曲として有名なこの組曲を、私は歌った事がある ハズ なの です が

 …ヤバいくらいに覚えていません。

 柳川は筑後川の河口、のようです。
 えっと、フィナーレをー、フィナーレをー、…えっと、何だっけ、えへへ…。


奇面組関係のカウンターを回そう 日ハム関係のカウンターも回そう

平成17年10月17日 (月)福岡(野球編) 100

福岡で

 ゆっくり寝てたらもうお昼。
 ラーメンを食べに始動、その後は試合開始までちょっとの間観光をする事にしました。

 大宰府天満宮。
 最後は神頼み。勝負事なら八幡様でも探せばいいのかもしれませんが、ここまで来て道真公を素通りする訳にも行かないでしょう。
 絵馬を書いて、ぶらっと散歩。お店でお茶を頂くことにしました。

穏やかな日差しの中、店の外の席で頼んだ抹茶セット。

 名物の梅が枝餅もおいしく頂きました。私は甘いものは得意ではないのですが、こうして日本の景色や情緒と一緒に頂くのは嫌ではありません。

 決戦の前の静寂。泣いても笑っても最後です。


〜 〜 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 〜 〜

 ヤフードームへ着くと、ほどなくして試合が始まりました。
 まさか最後の日のチケットが必要になるとは思ってもいませんでした。まだロッテが第2ステージ進出と決まっていない頃に購入したチケットです。何と前から5番目の席でした。
 しかし、昨日よりはロッテファンもいるけれど、やはり周りはホークスファン。
 私は今までロッテの応援はしませんでした。だけど今日だけは応援することにしました。
 一人でも多く声を出さなければならないと感じたからです。

 選手はこんな相手寄りの声援の中で戦うんだ。座っているだけの私ですら怖かったり緊張してしまうのに、この中でプレーをするだなんてどんな心臓をしているんだろう。

 2回裏にホークスに1点をとられたのはいい、しかし3回裏にもう1点追加されてしまった。
 松中。ホークスの大黒柱、その成績たるや化け物。
 このプレーオフ、松中は調子が悪かった。ロッテはこの眠れる松中を起こしてはいけない。松中対策は最大の課題だ。しかしこの2点目は松中に適時打が出てしまった。
 これはいけない、…駄目かもしれないと、私は思った。

 しかし試合も後半、6回表にロッテは1点を返す。
 ヒットでつないで点をとる、とてもロッテらしい点の取り方だった。
 惜しくも1点止まりだったが、私は「もしかして…」と思うようになった。

 ワクワクする。野球の醍醐味だ。最後まで何があるかわからない。

 8回表、ロッテは勝負に出た。
 先頭打者・早坂に替わって、代打、初芝。

 今季で現役を終える男を打席に立たせる。最後の打席になるか、勝負だ。
 結果はボテボテだった。現役を去ると言う事は、すなわち能力が衰えてきているのだ。

 ところが神はいる。

 ボテボテの打球を、ショート川崎とサードズレータが交錯、内野安打となった。

 大歓声の中隣を見ると、ダンナサマはタオルに顔をうずめ、下を向いて嗚咽を殺している。
 引退間際のミスターマリーンズ、いや、ミスターオリオンズの初芝のすがりつくようなヒットを、どんな気持ちで見たのか。最後になるかもしれない勇姿。


〜 〜 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 〜 〜

 そもそもだ。どうして私までもが福岡へのこのこついて来たのか。
 子供じゃないんだから1人で行かせればいい。なんとなく、旅行気分でついて来た。

 負けたら終わりのプレーオフ。それは昨年、私の方が先に味わっていた。
 日本ハムファイターズ対西武ライオンズ、プレーオフ、負けたら終わりの第3戦。
 先制するも逆転され、なすすべもなく試合を終わろうとしていたファイターズ。
 私には「いつもの消化試合」に見えていた。このままシーズンを終わるのだと思った。

 9回表、もう見てられないと顔を背け、逃げた私の心に、同点ホームランと言う奇跡が飛び込む。
 「ほら、まだ終わってないよ! 最後までちゃんと見よう。」
 そう言って肩を支えてくれた貴方の手のひらを私はきちんと覚えている。


〜 〜 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 〜 〜

 負けたら終わりのプレーオフ。だから苦しい。ファンも戦っている事を私は知っている。
 ならば私はこう言ってあげる為にここにいるのだ。
 「ほら、まだ終わってないよ! ノーアウトでランナー出たよ!」

 崩れそうなダンナサマの体を起こして声援を送る。続く福浦のヒットに初芝が走る。決して足は速くない、見てるこっちはハラハラだ!それでも走れ初っちゃん!
 うなる福岡ドーム、ワンアウトの後、バッターは私のイチオシ、里崎。
 値千金の二塁打、走者一掃の大逆転!!

 興奮の余り緋色さんに電話する。電話してどうするのか。でもこの状況をロッテファンの緋色さんに伝えなきゃと思った。電話の声もドームの歓声で聞こえない。それでも携帯をその場でかざしてみたり、とにかく伝えたかった。(突然すまんかったね、緋色さん。でも許してくれるだろ?)

 なんて震える試合なんだろう。トイレに行って帰って来ても、足がガクガクして避けてくれている皆さんにガツガツ当たってしまう。スイマセンスイマセン。

 最終回、ロッテは守護神、小林雅英をマウンドへ送った。第3戦で大逆転された戦犯だ。
 だけどロッテは小林と心中する覚悟が出来ている。当然だ。

 四球でランナーを出してしまった。ホークスファンの大拍手。
 その時だ。
 「雅ーッ! 前を向け!!」
 隣のダンナサマが一喝、叫んだ。
 お前が前を向け、と心の中でツッコミを入れつつ、バッターは川崎、プレーオフ打率が4割を越す神がかった選手。ランナー2塁、抜ければ同点、持って行かれればサヨナラだ。

 最後の打球をセンターの井上がつかんだ瞬間、力が抜けた。

あぁ、これでファイターズが優勝から一番遠ざかっているチームになってしまった、と。

 またまた崩れそうになっているダンナサマに「こんな大切な場面、しっかり見とけ!」とフェンスに押し出し、私はカメラマンに。何と昨夜交差点で会った人に再会、ハイ、チーズ!
 一通りのセレモニーを見ても興奮は冷めやらない。随分遅くまでいた。

 1点を追う試合。1点を守る試合。
 残念ながら、今のファイターズでは見る事はできないだろう。
 頂上決戦にふさわしい試合だった。
 ダンナサマにこの瞬間を見せてあげれて本当に良かった。


 そしてビールを購入してホテルに帰りました。

だって…あれ、やるでしょ?

 「冷たいのは風邪ひくぞ」とこうげつさんからメール(サンキュ!今度はじっくり飲もうな)、冷えてないのを買ったつもりだが、一応体温で暖める。
 「エビスでやれー」とQさんからメールいただくも、家計もありますゆえ(笑)。(応援メールも有難う。勇気出たよ!)
 すがらさん、タニグチさん、麗々、心配させちゃってゴメン。いい試合見たよ。勝ったよ!

 では、やらせていただきます。
 ぶしゅーーーーー ざぼぼ しゅわわー
 お決まりのビールかけ!! アホ夫婦きわまれり!!! くさ〜! ビールくさ!!
 (この歓喜、来年は札幌で味わうぞ、たっさん!)


 それが終わって飲みに行くと、夜も遅いのにmarbleさん御夫妻が近くの居酒屋まで駆けつけて下さいました。野球だけじゃなくて色々話せて楽しかった。食事もおいしかったし、福岡の印象は最高です!
 右も左もわからない私達が、ここまでスムーズに動けたのはmarbleさん達のお陰です。本当に有難うございました。


 こうして優勝の夜は更けてゆきました。
 最後に皆さんの素朴な疑問を簡潔にまとめたメールを紹介して野球編は終わりにします。

 「明日からガム安くなるかなぁ〜。」 ←簑輪さん、それ多分全国の人が思ったかと。


奇面組関係のカウンターを回そう 日ハム関係のカウンターも回そう

平成17年10月16日 (日)福岡(野球編) 100

福岡へ

 パブリックビューイングからダンナサマが帰ってきたのは午前1時。そのまま仮眠をとり朝3時半起床、すぐにシャワー浴びて、タクシー呼んで。
 朝一番の飛行機で出発です。

 羽田空港でニュースを見ていると、昨夜の大逆転負けを「ロッテ優勝おあずけ」と報道されていて、ものは言いようだと感心した。悪夢も良い方向へとらえて出発。
 福岡に着くと、この秋風の中に半袖の人が。ちょっとおかしいんじゃないの、とその時は思ったのですが…段々と日が昇ってくると暑いの何の!半袖な訳だよ、流石九州と実感。

 行く前に福岡の友達にメールでオススメ情報を教えてもらっていたものの、予習する時間もなく地図すら見ないで出てきてしまったバカ夫婦。
 時間はたっぷりある。とりあえず電車で天神へ行き、コンビニで「るるぶ福岡」を購入。
 ホークス優勝祈願の街並みの中、たった1軒ロッテの応援をするお店を発見! ロッテリアにて落ち着いて本日の予定をたてる(笑)。

 一度ホテルへ寄って荷物を預けたり、博多のラーメンを食べたりで中途半端な時刻に。
 ベイサイドプレイス博多埠頭から船に乗って海ノ中道へ。横浜から出てるシーバス程度の船かと思ってたらそれよりも立派な船で驚いた。
 海ノ中道に着いたものの、水族館は「何を飼育しています!」ってアピールを感じなかったのでパス。プチ南国気分の海浜公園で昼寝して、そろそろ行くかと言う感じ。
 帰りも船で百道(ももち)へ。今度はシーバス程度の船で、観光気分も吹っ飛びました。


〜 〜 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 〜 〜

 さぁ、いざ、ヤフードーム!!
 ドームの中に入るとロッテの選手が練習をしていました。その風景を写真に撮ったりしているうちに試合開始の時刻です。
 3塁側(ロッテ側)にいるものの周り中ホークスファン。いつものあのロッテの応援が全然小さく、これっぽっちの中で選手は戦うのかと思うと、こっちまで不安になってしまうくらいです。
 試合は先制点を取ってダンナサマ上機嫌。
 しかし次の回に、ホークス・ズレータの同点ホームランが飛び出す。

 あれっ?

 これが私なりの、試合にケチがついた瞬間だった。
 私にはホームランに見えなかった。
 一番前のホークスファンがボールをすくったように見えた。

 ロッテのバレンタイン監督も抗議に出たが、すぐに帰ってしまった。まだ試合も始まったばかりだし、審判も6人制できちんと見ている。ただ私にはホームランに見えなかっただけだ。

 その後、ロッテ里崎がホームランでホークスを1点突き放すが、その裏またもやズレータのツーランホームランで逆転されてしまった。
 まだ5回ある。また逆転すればいいだけだ。
 しかしホークスの熱狂的な応援、昨日の大逆転で一気に盛り上がったホークスに、ロッテはあと1本が出ない。

 いつの間にか隣のダンナサマと何もしゃべらなくなった。
 それだけホークスのムードだった。ロッテに希望を持ちたくても、それすらもホークスの応援に掻き消される。

 9回表、ロッテ最後の攻撃。ワンアウトの後、ピッチャー馬原に対しバッター今江。
 馬原の投球に今江のバットが出た、が、すんでの所で止まった。
 その投球はボールと判定され、今江は次の投球に構えた。

 ホークスの王監督が出てくる。
 一塁塁審に抗議をすると判定はストライクに、バットは止まらなかったのだとくつがえった。

 私にはバットは止まったように見えた。が、審判が振ったと言うならそうなのだろう。
 問題はそこではない。
 一度試合を続行しておいて、どうしてそこで判定がかわるのか?
 抗議をして初めて判定が変わる。抗議をしなければ変わらない判定。
 主審が何も言わないなら、一塁塁審はどうしてそこで試合を止めなかったのか?

 スリーアウト試合終了、ダンナサマはすぐに席を立った。


 何て言っていいのかもわからない。精神的な疲労は目に余る。
 それでも、どうしても心に引っかかっていたあのシーンを正直に言ってみた。
 「最後のあれは、見たくなかったなぁ…。」
 「ね。見たくなかったね。」
 ようやくダンナサマが口を開いてくれた。この一言だけでだいぶ気が抜けたのか、少しずつ今日の試合を消化して行く。ロッテもホークスを攻略できなかった。完敗と言う結論。
 友達から「バレンタインが『明日は勝ちに行きましょう』って言ってたよ。気をつけて帰れ」とメールが入りました。気にしてくれる友達がいて救われます。(肘鈴ありがとう!)
 「あんな悔しい試合で反対に良かったよ。」
 確かにあのまま手も足も出ない状況で終わるよりはずっといい。
 帰りの街では交差点などで、ロッテのユニフォームや帽子を被った人と「明日は勝ちますよ!」と挨拶してホテルへ戻った。


〜 〜 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 〜 〜

 その後、こんなに遅くなってしまったのに福岡の友達の家へ。なんとホテルから歩いて5分と言う偶然。
 お友達のmarbleさんは私達2人にとって大恩人。marbleさんがいなかったら私達は出会ってなかったのだ。marbleさんも結婚して、今日は旦那さんの実家から海の幸が届いたから食べにおいでと誘われたのだ!

 お邪魔してその海の幸を見ると私は目を疑った。

君、誰。

 見た事の無い海老を、marbleさんも「得意じゃないですよ〜」と言いつつガッツリさばく。隣で何もしない私。凄いよmarbleさん。役立たずの神様。えへ。
 他にもでっかいサザエを焼いて、一人頭3〜4個。贅沢ぅ…。
 ウニはさばいてあってケースに盛ってあった。種類が違うとかで味が濃い。
 こんにゃのはじめてらよ〜 ウマイよ〜 涙出ちゃうよ〜。
 「こんなのいつも食べてるの?」とひろのぶ君に聞くと、「実家ではね」とサラリと返された。「贅沢だってわかってる?」って思わず聞いちゃったよ!

 とうきびの焼酎も頂きました。その場では「かっぱ」と言う焼酎だと思って飲んだのですが(くじらファンよ、笑う所だぞ)、今帰って調べてみたら「かっぽ」でした!(marbleさん、よく見てみそ!) とても飲みやすくてヤバいと思いました。匂いも甘くておいしかった。

 marbleさん達は当然ホークスファン。野球の話はどうなっちゃうの!?と私は心配でしたが、全然仲良く話をしています。福岡ならではのホークス番組が珍しくて見ちゃった。

 深夜にもかかわらず本当に御馳走様でした。
 さて、旅行は明日に続きます。


奇面組関係のカウンターを回そう 日ハム関係のカウンターも回そう

9月、10月は野球も追い込みです!