市井紗耶香 写真集「SELF」刊行記念握手会

…てか、スンマセン、かなり自慢レポです(自爆)。

2002.-1.17(木)17:00 銀座・福家書店

 

 紗耶香の本格復帰がいよいよ視野に入ってきた。

 この春から、たいせーとのユニットで歌手活動を再開する予定だが、先だって写真集「SELF」

を刊行した。18歳になった紗耶香の魅力が満載である。

 

 この写真集発刊を記念して、限定500人で握手会が開催された。

 この情報は、12月27日に公開されたのだが、私は仕事があり、さらに忘年会がその日にセット

されてしまっていたので動きようがなかった。さらにその日の夜に熱を出し、29日夕方になって

ようやく福家書店にたどりついた。当然、握手会の整理券はSOLD OUTである。こればか

りは仕方ないとはいえ、体調管理が甘いと思い知らさせた。今回は諦めるべし、と思っていた。

ところが、14日のかおりん画文集発刊記念イベントの際にえいるさんが「行けなさそうなんで、

行けるならkenkenさん行きます?」という望外の一言。これを拒否する理由など、どこを見ても

見当たらない。感謝感激、整理券を2500円でお買い上げ(爆)。なお85円はマージン(笑)。

 

 そんなわけで、幸運にもこの日を迎えられたのである。

 

 会場は、握手会のメッカ(?)、銀座は福家書店である。ここはあらゆるイベントを行っている

ので、警備体制や進行管理は天下一品である。間違ってもトラブった挙句装甲車が乗り出す

ような
不始末はない。

 

 午後4時25分、銀座駅から会場前に到着すると、向こうからCANNIBALさんとはいののさん

が現れた。何の打ち合わせもしていなかったから、驚いてしまった次第。着いたら電話でもしようか

と考えていたその矢先の出来事である。

 この日の整理番号は、CANちゃんが78番・私が193番・はいののさんが370番となってい

た。なかなか離れ離れである。集合時間になり、列を作り始める。どうやら定時でイベントは開始さ

れるようだ。

 

 福家書店では、2階のフロア全面を閉鎖して握手会の整理スペースとしている。

 従って、2階の通路はファンがトグロを巻いている状態なのである(笑)。今回は500人規模で

あるから、相当時間があると予想された。前回のかおりんのイベントは結局、ベルトコンベア方式で

流されてしまったが、今回は平気であろう。前後はいずれもイタイ連中であった。私はその中にあっ

てたった1人である。いろいろと盛り上がっているようだが、連中は何かしゃべる言葉を考えている

のであろうか。

 

 2階に上がり、紗耶香の姿を確認した。現場を見ていると、一人当たりかなり長い時間を費やして

いるようである。ザッと数えた限り、8秒・10秒という単位である。これは、上手くすれば、会話の

成立も不可能ではない!と思い、考え始める。と、そこにCANちゃんから電話。写真集は紗耶香が

手渡ししてくれていること、時間はかなり長いから、話す内容を考えた方が良い、ということなどを

アドバイスして頂いた。そろそろバックストレートである。係員のいるカウンターを折れると、すぐ

第4コーナー、最後の直線である。いよいよあと50人ばかりとなってきた。

 

 何をしゃべるか。

 これは握手会の際、最も重要で、最も難解な問題である。

 ただ「がんばってください」だけでは、あまりにもったいない。ことに今回は時間がたっぷりある

のだから、それを活かさない手はない。普段から私のアタマもこれだけ回転させておけばいいのだが

と思うほど、脳細胞フル活動の状態で歩を進めた。

 

 いよいよ係員のいるカウンターを左に折れた。

 短い直線を右に折れると、あとは最後の直線である。はっきりと紗耶香を見られる距離になった。

と、なかなかの妙案を思いついた。これなら、10秒ぐらい持つだろう。

 

 いよいよ間近。

 紗耶香の笑顔が5mばかり先にはっきり見える。丁寧に一人ひとりと握手し、言葉を交わしている

ようだ。これなら、あの言葉もイケるだろう。あと4人、3人、2人、1人…。

 

 いよいよ私の順である。

 11月29日の横浜・ドックヤードガーデンでのイベントの時は、完全にベルトコンベア方式であった

が、今回はゆったりとした気分で歩を進めた。

 

 まずは「こんにちは」。ちゃんと挨拶である。

 そして、今回の妙案と言った「お祝い3つ」というお題目である。

 

 お分かりかと思うが、紗耶香は去る12月31日に18歳の誕生日を迎えた。そして、翌日に平成14年が

スタートした。さらに今日、写真集が発売された。この3つを一挙にお祝いするというものである。

かつて、私の友人が受け取った年賀状からヒントを得たものである。

 「お祝いを3つ言わせて」と言うと、紗耶香はじっとこちらを見つめてくれた。何を言い出すのか

と思われたら、まずまず成功である。

 「お誕生日おめでとうございます、あけましておめでとうございます、写真集発刊おめでとう

ござ
います」と、ゆっくり言い終えたところ、紗耶香のリアクションが…。

 「あはは…ウマい!」とGood!ポーズ(「イェーイ」のヤツね)つきで返してくれた

のです!
ヒネっただけの甲斐があった!

 

 そのリアクションに呆然としたが、まだしゃべることはある。

 13日にしまさんとお話しした際、握手会のコツを教えていただいた。しまさん曰く「レスがあるか

どうかはさておき、ダメモトで質問してみたら」とのことだったので、こちらもぶつけてみることに

した。これも直前になって思いついた質問である。どうもギリギリまで決着がつかない。

 

 「今年は、どんな歌を歌っていきたいですか?」と聞いてみた。

 返って来るか分からなかったが、紗耶香は考えて「やっぱり人を感動させられる曲を

歌っていきた
いですね」と答えてくれた!そばで握手会を見つめている4人の警備員も、

私を急かすこともなく、
待っていてくれたのである。

 これだけの言葉を交わし、さらに握手までできたのだから、個人的には大満足である。紗耶香から

写真集を受け取り、最後に「応援してます!がんばって!」と伝えて、現場を後にした。

 

 握手会の会場は2階であるから、当然階段を下りることになる。しかし、あまりの感激に膝が震え

不安定に降りていった(笑)。CANちゃんと合流し、あとは、はいののさん待ち。氏は370番で

あるから、相当時間がかかるはずである。CANちゃんとしばらく雑談などをして過ごす、と、はい

ののさんが出てきたようなので、少々雑談をして移動する。

 

 時間はまだ午後6時半頃だったので、どこかで食事でもという話になり、私が場所を指定すること

になってしまった。都内各所をブラブラしているとはいえ、さすがに銀座では分が悪い。ない知識を

総動員して、千葉方向に帰るご両人にも優しい町・高田馬場を選定。この地は早稲田の門前町である

から、学生相手の安食堂が多い。ただでさえも住宅街の西早稲田界隈であるから、洒落た銀座の店の

値段よりだいぶ安く食事ができる。

 

 午後7時、高田馬場到着。

 歩いて10分ほどの定食屋に入り、しばし娘。談義に花が咲く。今日はノンアルコールの予定である

から、さらに安く上がる。マグロのぶつ&鶏唐揚げの定食が750円である。あまり安くはないが、

最近まともな食生活を送っていないkenkenとしては、有難いメニューである。

 

 食事を終え、帰路に着く。

 この日は帰ったらすぐに矢口ann−sである。

 

特設ページの目次にもどる