2002.01.03(Thu) 19:00 於:中野サンプラザ
今年もまた、恒例となった正月ハロプロが行われた。
個人的なことを言えば、3年連続1月3日夜の部参戦というのも珍記録なら、今年は初めて
知り合いの方がいる正月コンサートということになった。
私がファンサイトに頻繁に出入りするようになったのが、ちょうど1年前のことだった。
今回はえいるさんとの連番を組ませて頂いた。
座席は1階9列という好位置。しかも、通路側から2席は上々である。
中野サンプラザは、移動席を含めても2300席規模であるから、全体がよく見通せる。
開演の2時間前に会場前に着いた。
この日は3公演あり、その2回目が終了したあたりだったので、出てくる客と入場待ちの客
とで大変な混雑を呈していた。そんな中に、えいるさんとかおりすとさんがいらしたので、
年始初顔あわせをする。ふと気づけば、やはりこの3人なのである(爆)。最近ご無沙汰の
かおりすとさんもお元気そうであった。話は、14日のかおりん握手会のことになった。この
イベントは600人限定となっているので、当初より大激戦が確実視されているが、問題は
14日が祝日で、3連休の最終日であることだ。この分では、金曜日の夜から並び始める客も
出かねない…行こうとしている私は恐れるべき事態(自爆)。
と話しているところへ、しまさん登場!
何でも、向こう数日関東滞在という静岡県民の氏は、年始からやはり娘。体制(笑)。まぁ
しまさんにとっては至ってフツーのことなんでしょうね。今度お会いするのは2月17日だと
思われるが…1ヵ月半しかブランクが空かないのがスゴいわ。
さて、時間もそろそろいい頃なので、入場することに。
入場口横には、いつもなら当日券の販売ブースが出ているのだが、今回は全公演ソールドア
ウトだと書かれたポスターが貼られているだけ。その割にはダフ屋の数が多いなと感じる。
需要と供給のバランスが何とやらとは、よく言ったものである。ダフ希望小売価格(爆)は
リサーチしなかったが、入るだけで15K前後かと思われた。
型のごとく荷物検査+ボディチェックである。これをやるから、かなり列が渋滞してしまう
のだが、致し方ないのだろう。ちなみに私は中野駅コインロッカーにデジカメを預けてから
会場に来たので問題ナシ。
会場に入ると、最近アリーナクラスばかりを見てきたので、ステージの近さが新鮮である。
9列目ながらきちんと見渡せるので、一安心。
19時00分、定時に…前説が始まった(爆)。
アップフロントのお笑いデュオらしい。詳細内容は書かなくていいですよね(笑)。
19時07分、客電が暗くなり、SEが流れ出した。
今回は緞帳(ステージ幕)が下ろされた状態からのスタートだった。これはミュージカル以
来のことである。緞帳が上がり、VTRによる出場者紹介では、入れ替わるたびに大歓声が
こだまする場内。ライブの醍醐味はこのあたりにあると思うが、どんなものだろうか。
[MC.1]
今回のMCはATSUKO(稲葉貴子)。
ハロプロに初登板するメンバー3人を引きつれて登場し、各々の紹介に入った。
・藤本美貴(ふじもと・みき)
北海道出身の16歳。この春、CDデビューを果たす新人。
すでに「新・美少女日記」に出演しているので、ご存知の方も多いと思われる。
ちなみにこのパターン、去年のあややと全く同じ進め方(笑)。
・石井リカ(いしい・りか)
広島県出身の21歳。昨年秋にリリースされた「ザ・童謡ポップス@クリスマスと冬のうた集」
でデビューを果たしている「ハロプロの童謡のお姉さん」。
落ち着いた歌声は、すでにCDを聴いた方にはご存知の通り。
・里田まい(さとだ・まい)
カントリー娘。に新加入を決めた17歳。このハロプロのツアーで初お披露目された。
彼女の加入により、ほぼ1年続いた「チャミカン」は終焉を告げるものと思ってしまう。
同時に、カントリー娘。の今後の動向が気になるところである。
各人自己紹介、ATSUKOのトークを経て、いよいよ本編へ!
1.ダンシング!夏祭り(10人祭)
2.サマーれげぇ!レインボー(7人祭)
3.チュッ!夏パ〜ティ(三人祭)
もはや夏ではないのに、いきなりシャッフル3連チャン(爆)。
とはいえ、熱くなっていた場内は夏のハロプロと寸分違わず大暴れ!カゼからようやく復活し
かけている私は…暴れると具合が悪くなる状態であったが、それなりに楽しむ。
シャッフルの3曲を聞くのも久しぶりなら、当然合いの手も久々である。
しかし、満員の観衆はすでに大盛り上がり(汗)。
ダンサー部隊を心から尊敬する私は、ダンスが全くできないので、ひたすらダンス以外の合い
の手とかをしていた(--;)。
個人的にずっと好きなのは「サマーれげぇ!レインボー」である。
もちろんほかの2曲も好きなのだが、テンポ感とか、何かのんびりしたムードがいいのだ。
[MC.2]出演者全員集合・自己紹介
ステージ上には、なんと30人の女の子が大集合!
娘。が13人体制になった時に、メンバーが「1クラスの女子がみんないるみたいだ」と言った
ことがあるが、30人ともなれば…さしずめ女子校の1クラスぐらいか。壮観である。
各出演者から挨拶があるたび、轟音のような歓声が沸き上がる。
娘。が一番大きかったことは間違いないが、あややの時もかなり大きい歓声が聞こえた。
4.花(全員によるアカペラコーラス)
どんな流れだったかは忘れたが(爆)、30人が一斉にアカペラをやった。
なお、「花」とは、喜納昌吉とチャンプルーズではなくて、滝廉太郎の方である(核爆)。
なかなかキレイなハーモニーが聴けた。観客が割とおとなしかったからと思っている(笑)。
このあと、ATSUKOの曲紹介から一気に5曲!
5.プロポーズ(平家みちよ)
昨年秋のツアーから聞いている曲。
22歳を迎えたみっちゃんの、哀愁を帯びたボーカルが心地よい。
6.契り(前田有紀)
何と、大御所(そして恩師)五木ひろしの有名なナンバーをカバー!
普通に娘。シフトで生活している限り、ユキドンの歌声を聴くことはほとんどないので、結局
夏のハロプロ以来半年間のご無沙汰である。相変わらず安定感ある歌声で安心していられる。
7.恋人は心の応援団(カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。))
先に発表された新メンバー・里田まいちゃんを含めて4人での披露となった。
すっかりカントリー娘。と梨華っちはセットになっていたが、どうやら新メンバー加入により
先が見えた感がある。そんな気がしているだけに、明るいナンバーを聞いていてもどこか複雑
になってしまう中途半端なワタシでありました(爆)。
ちなみに、この曲についてはあさみ推しということで(謎)。
8.溢れちゃう…BE IN LOVE(後藤真希)
昨年9月にリリースされた、ごっちんのソロ第2弾。
どうしたってこの曲はノリにくい(核爆)。しかし、徹底した16ビートだけに、そのビート
を体で感じているだけで十分に気持ちいい。途中の合いの手など、私には必要ない。
ごっちんの歌唱力が上がっていると感じた曲である(ちなみに、確信したのは月光様の時)。
9.ミニモニ。ひなまつり(ミニモニ。)
天下御免のミニモニ。様のニューシングルである。
毎度のことだが、難解だ(素)。一通り聴いただけでは、理解できない…鈍いからかな。
つんくお馴染みの季節を先取りしたナンバー、今回は「ひなまつり」がネタになった。このシ
ングルもまた、子どもたちに支持されそうだ。
[MC.3]
10.みかんの花咲く丘
ATSUKO+新人3人でアカペラ披露。
どんな流れでたどり着いたのかは、またまた忘れた(爆)。
続いて、この春デビューの藤本美貴ちゃんが、大先輩の裕ちゃんに質問するというコーナーが
設定されたが、新人3人は全く関係ない質問を浴びせ掛ける、という展開に(笑)。まだまだ
初々しさあふれる3人だが、いつまで初々しいのやら、興味がある。
11.Let’s Do 大発見!(藤本美貴)
デビュー曲…なのかな、この曲は。
ともあれ、曲自体はロック色のナンバーで、なかなか力強かった。比例して歌声もなかなかの
インパクトを持っている。約2300人とはいえ、大舞台で歌声を臆せずに披露した彼女も、
なかなかの度胸を持ち合わせているようだ。
12.二人暮し(中澤裕子)
気がつけば、数えて5ヶ月ぶりの裕ちゃんの歌声である。
やはり、この声である。つややかで、耳ざわりの良い声だ。
最近はソロでの活躍もよく見かけているが、新曲の声はなかなか聞こえてこない。新曲を待ち
遠しく思っているのは私だけではあるまい。
13.情熱行き 未来船(ココナッツ娘。)
思いっきり「夏!」という感じの曲である。
今日は1月3日であるが、もはやそんなことは関係ない。中野サンプラザホール内は、夏かと
勘違いするほどの暑さであったから、この曲も普通に盛り上がれた。
14.ぴったりしたいX’mas(プッチモニ)
この曲、とりあえず凄すぎる。
曲のイントロが聞こえ出した瞬間、地響きと言ってもいいような大歓声が轟く場内。合いの手
もカンペキにシンクロしている。2000人以上いる会場内で、これほどピタリと合いの手が
シンクロしたことを、私は未だかつて知らない。
曲あたま「メリークリスマス!」は、正月公演とあって「ハッピーニューイヤー!」に替えら
れ、その後はもはやノンストップ。みんな好き放題に飛び跳ねていたが、私は跳ばなかった。
てか、ヤケに監視員の目が厳しかったんよ、この公演(ffT_T)。
15.王子様と雪の夜(タンポポ)
先のプッチモニとは好対象の、しっとりしたかわいらしいクリスマスナンバー。
4人の歌声が楽しめるナンバーだが、私的にはやはり加護ちゃんの声が抜けている。かわいい
声質なのだがしっかりと聞こえるから、印象に残るのかもしれない。
てか、王子様と呼ばれる人は誰なのかなぁ…。
私は職場の子どもに「パパ〜」と呼ばれる始末だから、ダメだこりゃ(いかりや爆)。
[MC.4]
正月ハロプロ恒例(!?)近況質問コーナー。
今回は3人がフィーチャーされたので、簡単に内容をバラしておこうかな。
・梨華っち:コーヒー牛乳にハマってる。毎朝飲んで出かけるそうだ。
・紺野ちゃん:東京の満員電車を初体験!びっくりしたそうだ。
・アヤカ:ガーデニングに凝っているらしい。ちょっと違う趣向ですな(笑)。
16.This is 運命(メロン記念日)
メロン記念日の名作である。
「つんく、いよいよやっちまったなぁ…」と思ったが、かなり盛り上がる曲に仕上がっている。
各メンバーのコールの部分では、必死にしがみついている私…何か情けないのぉ。
17.メドレー
「トロピカ〜ル 恋して〜る」〜「100回のKISS」〜「LOVE 涙色」(松浦亜弥)
いよいよ娘。前である。
昨年1月2日、同じ中野サンプラザのステージでお披露目されたあややが、1年後にはトリ前を
務め上げるほどにビッグになっている。ハロプロの出世頭と言ってもいいだろう。
歌唱力もさることながら、親しみ易いキャラクターが人気なのだろう。かく言う私も、かなーり
推しちゃってます(素爆)。
会場内からも、恐らく娘。に次ぐ声援が送られていたと思われる。
3曲をメドレーにして堂々と歌ったあやや。もしかしたら、年内に単独コンサートが開かれるか
も…なんて思ったりする。
などとマヌケなことを書いていたら、間もなく「単独コンサート決定!」という知らせが舞ってきた。
3月30日から全国のホール・ライブホールなどを回るらしい。ちと早い気もするが、いいや。
てか、多分行きます、ワタシも(爆)。
[SE]
18.ザ☆ピ〜ス!
いよいよ、娘。の登場である。
昨年7月に発売、夏はこの曲とともに過ごした。梨華っちがセンターに抜擢されたことも話題と
なった。
娘。が登場するや否や、あややの時を上回る大歓声がホールを包んだ。
この歓声、その中にいることでいやがおうにも興奮してしまう。これだからライブはたまらない
のである。
[MC.5]
娘。のみのMC。かおりんのリードにより進行。
各人が自己紹介をするのだが、数人はなかなか面白いアクションを取ってくれた。
梨華っちが「ブイ・ブイ」とやったり、よっすぃ〜が相変わらず「カッケー」だったりしたが、
やはり圧巻は5期生だった。小川ちゃんがSEXY担当になってたり、紺野ちゃんが美人担当に
なってたりと、もはやワケわからん状態である(笑)。
19.メドレー
「LOVEマシーン」〜「恋のダンスサイト」〜「I WISH」〜
「ハッピーサマーウエディング」
しかし、これらの曲がいよいよメドレーに組み込まれてしまうようになったか、と思う。
いずれもピンで大盛り上がりになる曲ぞろいなのだが、ハロプロだからという理由こそあれど、
メドレーになってしまう…時代というか、何か寂しいものがある。
とはいえ、これらの曲で盛り上がらぬは阿呆であるから、やはり盛り上がってきた。
20.恋愛レボリューション21
あいののによる「本編ラスト」告知からスタート!
発売から1年を経たものの、色あせない名曲である。私も大好きな曲だ。
ふと隣を見ると、えいるさんが完全にフリをやっている!ほとんど何もできない私は情けない。
アンコール前…やはり手拍子をしたりアンコールを叫ぶ客が少ない。
ことにホールクラスだから、その怠慢がよくよく見えてしまう。かく言う私は、カゼの抜けかけで
あり、叫ぶと咳き込む有様であったから、本調子ではなかったが、少なくとも手拍子を止めることは
しなかった。
E.Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜
昨年10月にリリースされた、娘。の最新にして13人での現時点唯一のシングル。
パート割りには、なかなか物議をかもしたのも記憶に新しい。
私は「月光様」と通称しているこの曲だが、某氏から別の論法を教えていただいた。
某氏:「ミスター・ムーンライト」は「ミムラ」になる!
うーむ…確かにそうなんだけど。
「ミムラかよ!」というツッコミがきそうやね(笑)。
アンコールはこの1曲だけであった。
レビュー風の曲だけに、出演者紹介もこの曲のインストを用いて行われた。
最後に緞帳が下り、ステージは終了。開演時間約1時間50分。
外に出て、某札幌市民の方からの頼まれ物を購入。
さして、えいるさんとともに帰路に着く。普段なら、2人だけでも飲みに行ったりするのだが、
今日は直帰。体調が本調子でないこともあるのだが、この日午後10時から、あややが2時間
しゃべりっぱなしをやるという。これは是非聴いておきたい、という理由もあった。
自宅に着くと、午後9時55分になっていた。
ネットチェックやら何やらをしながら、あややラジオを聞いて過ごす。
翌日から仕事ということもあり、やや憂鬱な気分だったが、ライブはそんなことを忘れさせてくれる。
やはりライブはいい!最高だ。