神様の日常

基本的に管理人にとって「神様」とは藤子不二雄を指すのですが、
この日記では自分のことを神様と呼んでみたり、広義的にこのサイトの事を指したりします。

神様は多趣味なので、興味のない日記は読む時間を無駄にしないように
右上の構成要素で確認できるようになっていますからね。


平成16年10月30日 (土)雨 100

もう10月も終わりかー

 早いよねぇ。しかも悲しいニュースばかりだし。

 昨日から田舎へ行って来たのだけど、TVでイラクの人質の件を流す度に一喜一憂だったよ。国内でも心の痛い災害が相次いでいるし、やりきれないね。

 野球は最初から中日が優勝すると思っていたので、「当てた」のが嬉しかったです。
 日本シリーズは「中日が5日目に王手」「西武が6日目にタイ」「最終戦までもつれこんで西武」が当たったので嬉しかったです。

 てゆーか凄くない?私の予想。

 でも24日の菊花賞は外しました。





平成16年10月25日 (月)庭 100

秋ですね

 日記を書かない時期というのは面白い物で、仕事に忙しい時は愚痴であれ、何らかの形で書くのですが。

 なーんも変わりないから日記書けません

 と言う事なのですな。

秋は来てるらしい

 結局この人生はかわりもしないけれど、秋も宜しく頼みますよ、皆様。





平成16年10月20日 (水)買い物 100

台風なので

 すっかりナメキリ、会社帰りにスーパーへ。
 エビの詰め放題をやっていました。パック一杯480円(税込)。
 スーパーではさほど珍しくないイベントですが、会社の人との話題にはなります。「昨日エビ詰め放題やってたよ!」みたいなね。会社の人は「甘いわよ!もっと、山程積んで詰め込んで、輪ゴムで止めて買うのよ!」と私を叱ります。
 ようし、今日はテンコモリ持って帰るぞ!とやる気になった神様。レディーゴー。
 何が難しいと言えばエビが冷凍なのでツルツル滑る点。
 パックの下からパズルの様に積んでみますが、滑ってなかなかうまくいきません。ただただ前回よりは1匹でも多く詰めたろと思う意地で、氷に包まれたエビを隙間に押し込みます。


 ぽとんっ


 お

 落としちゃったエビ

 食べ物を粗末にしてはいけません いけません うわぁん ご ごめんなさ

 動揺した神様、咄嗟に出た行動は
 「あぁ〜ら、落ちてしまったわ。落ちたエビなんて放っておけば?」
 いわゆるシカトです。
 いやですわエビの一匹くらい何とも思いませんことよ。はいそさえちーですから。

 たかだかエビの一匹くらい

 たかだか


 うわぁぁぁん ごめんなたいもうしません 拾うのが恥ずかしかったんですぅぅ
 たかだかエビの一匹ならば詰め放題なんてしませんって。
 エビ一匹損して帰宅した台風の夜。





平成16年10月19日 (火)食事 100

食欲も復活してきたぞ

 お昼にラーメン屋さんへ行きました。一人でお店に食べに行けない甘ちゃんな人間なので、たかがラーメン屋さんでもウキウキしちゃいます。

 ネギラーメンにもやしをトッピングしてもらいました。
 味は流行りの豚骨ギトギト系醤油味。嫌いじゃないです。むしろ好き。
 麺は太麺。こだわりはないです。

 ネギとモヤシがちべたい

 うう〜ん。
 熱いラーメンを汗をかいて食べるよりはまぁ、適度に冷めてて食べやすいのですが…。

 でも…、寒い日には湯気の顔にかかるラーメンを、「舌がヤケド!」なんつって食べてみたいと申しますか…。





平成16年10月18日 (月)バスタイム 100

入浴剤

 バラの匂いが好き、なんて書くと、なんかハイソサエチーな感じ?
 あれ、コレって昔にも書いたかしら。ショボい生活してるからバラの香りに憧れるとか何とか…。(探してみたけど見つからなかった)
 まぁいいか。

 この頃は仕事もちょいと忙しくなってきてるけれど、今日はそこそこの時刻で帰れたので、帰りにドラッグストアへ寄りました。
 ウロウロと店内を歩いて、「そうだお風呂に入ろう」とバラの入浴剤を買いました。

 先程入って温まりました。イイ匂いだった。アロマなテラピーな感じだったよ(笑)。

 しかし、一つだけ不満があります。
 最近の入浴剤って白濁するのが多いんだよね。私は透明(色つき)のお湯の方が好きなんだよなー。勿論そう言うのも売ってるんだけど、柑橘系やミントの匂いに多くてバラは無いんだよね。
 バラの匂いだと、薄いピンクの透明なお湯が昔カネボウだかで作ってたんだけど、最近はどこのメーカーもミルキーなんだ。
 流行らないのかなぁ。

 もし皆さんの周りに「バラの匂いで透明なお湯の入浴剤」があったら、教えて下さい。
 …って、もしかしてこれも既に書いたっけ?





平成16年10月17日 (日)野球 60 , 酒 30 , 秋の花火 10

今年最後の観戦です

 金曜日にやっとこさ仕事をやっつけて、土曜日に行って来ました、ラスト浜スタ!
 何にびっくりしたってそりゃぁ、「まだセリーグやってたんだー」って。へぇー。

 今年は日本ハム戦以外に横浜戦にも(これを入れて)3回行きました。
 ハムのドームと違って、スタジアムは屋根が無くて気持ちいい。野外の魅力。
 しかし今日は以前の2日とは違って確実に寒くなってきています。秋が来たんだなぁと思いました。

 最後の一戦。
 入場規制までかけられて、やっと入ったそのゲームは1点の先制点をとられ、中盤に追加点を1点とられ、2点ビハインド。
 「負けると最下位なんですよ〜」
 こうげつさんは明るく教えてくれたんだけれど、心の中では泣いているよね。
 …何も言えなかった。

 しかし土壇場で意地を見せる横浜。8回裏に2点を返す!
 よっしゃ〜同点だ! どうにか首の皮一枚残した!

 9回表、ヤクルトの攻撃に変わり、私が足元の荷物をガサガサと整理している時に

 ホームラン打たれました

 初球。一番「やってはいけない」だ。
 最後9回裏、当然ヤクルトは抑えの五十嵐投手をマウンドへ。手も足も出ません、なんてガックリきてましたが、ツーアウトながら出塁を重ね、チャンス! まず1点返せ!
 と、言うところで1点も取れず、試合は終了。

横浜ベイスターズ、3年連続最下位決定です

 試合終了の後、最終戦だからか、それとも山下監督が今季限りだからか、セレモニーとやらが行われ、最後に何故か胴上げを。
 私達のいた席の周りはちょっと態度が悪いのか、大ブーイングでした。
 「恥を知れ!最下位だぞ!何で胴上げなんだ!」
 大声で野次るファン。ちょっとひどい。

 しかし私は、その気持ち、当然だと思います。
 山下監督は森監督の後、よくやったと思います。試合の采配はよく知らないのですが、就任した当初はこれ以上の適任はいないと思ってましたし、1年でガラッと強くなる訳はないので、去年の最下位は強くなる基礎だと思っていました。
 だけど1位も上がらなかった。指揮官としてどうですか。
 負けて、いやそれどころか最下位で胴上げ。何でしょうそれは。


 その後、八景島へ花火を見に行きました。
 私は今年花火を見てないので行きたくて仕方がなかったのです。こうげつさんに付き合ってもらえて良かったよー。

建物の陰だったけど、満足〜

 その後はグググと飲んで野球話。色々見せてもらったし、色々話もしたよ。
 選手の動向とかね。好きな選手が他のチームへ行ったらその選手のファンになる?その選手の行ったチームのファンになる?いや、横浜が好き?なんてね。

 今年は日米野球も行けそうにないので、私の観戦はここまでかな。
 こうげつさん、緋色さん、今年一年ありがとうございました。あとは飲むべな(笑)。
 そして勿論、一緒に応援した公仲間。ありがとう。あとは飲むべな(やっぱりか)。
 シーズンオフは嫌な話題ばかりだけど、野球選手のテレビ番組(運動会とか!)も楽しみにしてるんだ〜。楽しい番組が沢山あるといいな。





平成16年10月13日 (水)音楽 100

なーんもしてまへん

 9日ぶりかぁ。日記を書かない間、何をしていたかと言えば何もしてまへん。
 仕事はまぁ、忙しくもセコセコと働いておりますが。いつもの通り、帰って来ては久美さんトコの日記にゲラゲラ笑って寝るくらい。

 あ、ライブ行ったなぁ。
 10/7 サイケデリック物理学 @渋谷クアトロ 懐かしいイベントが復活しました。

♪伝説のバンド「Killing Time」

 伝説と言われるはずだよ、あんな演奏聴かせられたら。CD探そう。私の貧困なボキャブラリーではケルトなんて単語しか出てこないのだが、全然スケール違う。ワールドワイドな風をもらった。

♪「戸田誠司」さんってFAIR CHILDの人

 YOUさんも大好きだけど、戸田さんの「NEUTROPIC」が忘れられなくて気になってた。ノイジィなテクノの洗礼はイケてて気持ちよかった。クアトロ凄いね、音いいね。歌詞がもう少し聴けたらもっと心臓にきたかも。

♪「やの雪」さんのテルミン、目の前で見ちゃった!

 テルミンって楽器、知ってる?磁界だかに手ぇ突っ込んで音出すの。実際に初めて見ました。また、横川タダヒコさん(元メトロファルス)のゲストも楽しみにしてました。

♪「駒沢裕城」さんは、完全の音を聴かせてくれた

 ペダルスティール、好きな田村玄一さん(メトロファルス)とどうしても比較してしまうが、玄さんが「やんちゃ」とすれば駒沢さんは「完全」だ。それは隙がないと言う事だと解釈していた時もあったが、この演奏で解釈を変えた。完全であっても私達が入っていく隙がある。完璧な物を押し付ける演奏では無かった。いい音を聴いた、心が洗われたよ。

♪でもやっぱりお目当ては「くじら」

 もう10年以上にもなる。くじらの杉林恭雄さんの世界観が私の心を捕らえて離さない。
 時にロック、時にポップ、時にラブソング、時にノイズ。
 時に刹那。
 …時に残酷・恐怖。
 しかし安堵・楽園。
 様々なイメージとビジュアルをくれる杉林さんの音楽が好きだ。


 以上、音楽の感想なぞ書いてみましたが、ま、特にやる事もなく、えーっと、…生きてます。





平成16年10月4日 (月)未来 100

負け犬の遠吠え、しかしそれは

 昨日のプレーオフ第3戦が始まる頃、私のプライベートの決戦は収束を迎えつつあって、上手く事も運び、沢山の人に支えられて生きていると知った。

 家へ帰ってぐったり、ビデオ録画の音がする。
 最後の一戦を私は観る勇気がなかった。
 「観たいよ。TV観ようよ。」
 隣で鴎ファンが言う。私は携帯を渡した。
 彼はメール(試合速報)をチェックして、「セギノール選手ホームランのコメントが届いてるってさ。大丈夫、勝ってるよ」とTVをつけた。

 勝てるかもしれない、と期待してしまった。スリーランホームラン。
 しかし、王者ライオンズ相手に3点なんて無いも同然だという事も知っている。
 予感は的中する。満塁ホームランを打たれて逆転された。

 しかし悪くない試合だ。ピッチャーも悪いとは思わない。江尻は4点とられても立ち直っている。むしろ私は判定に不満があった。入来はよく我慢した。追加点を1点、押し出しで取られたが、その判定に腐る事無く後続を断った。
 だが…再三のチャンスで点が取れない。これだ。ハムの残塁の多さ。

 8回表の攻撃を終えて私は落胆していた。10月の寂しい消化試合にさえ見えてくる。
 これがプレーオフか。何で西武と戦っているんだろう。こうして負けて行くのか。
 西武に勝てる訳がない。ダイエーの、足元にも及ばないんだ。

 自虐モード。だけど自分なりにシーズンを終えようとしていた。
 満足している。ありがとうファイターズ。勇気をもらった。


 「ほら、まだ終わらないよ!」

 鴎ファンは私の体を揺すった。

 9回表、木元の同点ツーランホームラン!

 「ほら、まだ終わってないよ!」

 目の前で起こった奇跡。私はただ呆然と、ガッツポーズを繰り出しダイヤモンドを駆ける木元を観ていた。
 涙すら出てこない。
 「あ、はっ、はっ…!」
 出て来るのは、腹の底からの笑い声だった。「は、は、はっ…」

 駄目ファンの自分を一蹴する嘲笑だ!

 終わんねぇよ、終わってたまるかよ、プレーオフ、俺らは勝ち取ったんだ!
 ありがとうだ? ふざけんなバーカ! 終わ・って・ねぇ・んだ・よ!!!

 あぁファイターズ! あなた達は私の期待をこんなにも追い越して行く!


 最後の試合は今年を象徴する試合だった。
 追いつく。しかし追い越せない。投手の崩壊、残塁も多い。

 しかし、サヨナラホームランで負けたのは来年につながる「救い」だ。四球で出したりヒットでつかまってみろ、ピッチャーを替えろとか、変えた所で悔いは残るんだ。
 西武も必死だった。
 横山で負けたなら本望。


 「負けたと思いましたよ」
 今朝、会社に行って西武ファンの子が「すみませんね、勝っちゃいました」とおどけてくれた。私に気を遣ってくれたのだ。
 「面白い試合だったねぇ!」
 言えた。これでいいんだ。
 最後の打席に新庄、「お祭り男」の異名を取る男。「マジでヤバいと思いましたよ」と、真顔で彼は言った。

 強くなった、ファイターズ。
 プレーオフなんて場違いだと思ってた。でも負けてなお拍手を送る事が出来る、あなた達こそファイターにふさわしい。
 吠えろ、悔しいと泣け。その慟哭さえも成長の糧。
 北海道元年。これからも成長し続けるあなた達を好きでいられることの幸せ。

 ファイターズは強くなった。
 いや、まだまだ強くなる。

 一年間お疲れ様でした。大好きなファイターズへ。





平成16年10月2日 (土)決戦 100

フルスイング

 大きくブリンとバットを振る行為は私にはとても不可解で、昔はホームランよりもヒットでつなぐ野球が好きだった。横浜はマシンガン打線と呼ばれ、休み無くヒット、ヒットで点を入れた。4番のローズでさえ長打の記憶はあるがホームランの記憶は少ない。

 まだ小笠原が「代打の切り札」と呼ばれていた頃だ。

 その頃の小笠原は記憶も曖昧だが、父はハムのチャンスには「小笠原ってのがいる筈なんだ」とブラウン管に期待する。
 期待に応えていた覚えがある、が、決して派手なホームランではなかった。

 小笠原はホームランの数は少ない。今年なんか何とキャッチャー以下だ(キャッチャーを褒めるべきかもしれないが)。打率も下がった。
 ホームランバッターでもないのに、小笠原はブリンなお人だ。
 三振は、見ごたえがあっても恥ずかしいのには変わりない。と私は思う。
 フルスイングにこだわるからバットに当たんないんじゃないかなぁと思った事もある。
 はじき飛んだヘルメットも、塁に出れないんじゃ何だかなぁと思った事もある。

 パソコンの画面に小笠原「HOMERUN」

 あぁ、あのフルスイングだ、と思った。
 今日も会社でパソコン観戦だった。だけど、こんなにも目に浮かぶスイングは他にない。手が震えた。心臓が高鳴った。涙が出そうになった先制点。

 昨日の試合は「取られたら取り返す」、とても素晴らしい試合ではあったが、取り返すだけだった。
 先制点が欲しかった。私達が一歩前に出たかった。

 今日の試合、結局9回裏に1点差まで詰め寄られたのだから、結局小笠原の先制点が効いていたのだ。
 ソロホームラン。私の好まない形が、効いていたのだ。

 「全力」と言う力。全てをかけているんだ。
 フルスイング。1打席1打席、全力でむかっているんだ。
 何て良いバッターがいるんだろうと思う。

 友達に「プレーオフ観に行けないなんて意味無いじゃん、会社休んじゃえ!」なんて、嬉しい事を言ってもらった。
 だよな! 何の為にハムファンやってんだよな!

 だけど違う。
 彼らが頑張っている事が伝わるから、私も頑張れるのだ。
 これが信じるという事なのかな、と思う。

 実は私、明日がプライベートの決戦なのです。
 私の決戦の裏で、小笠原、フルスイングしてくれるよな?
 いいんだろ? 私も、フルスイングでいいんだろ?





平成16年10月1日 (金)決戦 100

あきらめない姿

 を、私は会社のパソコンで感じ、昔の駄目ハムじゃない事を確信した。
 取られたら取り返せばいい。点数も、試合の勝敗も。

 そして、追い越せ。



9月は凹み日記