岸健太(きし けんた)

建築家

1969 東京生まれ
1998 クランブルック芸術学院 [Cranbrook Academy of Art] 建築学科 (デトロイト、アメリカ合衆国) 修了
1995 東京芸術大学美術学部建築科 卒業
   
神奈川県在住

□教育活動
2003 「Your Formless Journey」 東京工業大学工学部 建築学科 非常勤講師
1999 「House in Process」 京都造形芸術大学 建築科 非常勤講師
1999−2002 「Message for The Next Millenium」「Economics of Architecture」「Newspaper Said...」
    東京芸術大学美術学部 建築科 常勤助手
1998 「Measuring Urban Cloud」 タマセック・ポリテクニック 工業デザイン学科 (シンガポール) ワークショップ講師
1998 「Imaginaly Beings」 ラサールSIA 芸術大学 ファインアート学科 (シンガポール) ワークショップ講師 
1998 「Constructing Soundscape」タマセック・ポリテクニック インテリア建築学科 (シンガポール)
    ワークショップ講師

□シンポジウム、ワークショップ、建築実務等
2002 都市環境研究 「In-Formation City:シンガポール・チャイナタウン地区再開発に対する複合的環境デザインの提案、
    及び係る情報収集・編集デバイス(同インターフェース)の開発」 共同研究者
2002 「nIALL Project_OBIHIRO = wonder-land-scape, Post-it, Pin-up-city」 
    とかち国際現代アート展 [デメーテル](帯広市)
2000 「テーマ:ゼロ年度の建築][Urban Anchring」 第8回アルヴァ・アアルト・シンポジウム (フィンランド)
1999 「TOKYO 500m by 500m」 国際建築ワークショップ

□講演
2002 「あたらしい風景のはじまり:郊外住宅地の未来」(主催:(株)十勝毎日新聞社)
2002 「Urban Anchoring:ユヴァスキュラ市(フィンランド) に於ける次世代型都市計画の試み」
    (主催:帯広建築士会青年部)
1999 「Measurer of Cloud:都市環境と非計量的情報」(主催:ラサールSIA 芸術大学 シンガポール)
1998 「The Garden of Form:建築計画過程に於けるイメージ展開技法の潜在的可能性」
    ( 主催:武蔵野美術大学建築学科)

□助成金
2000 国際交流基金 - 第8回アルヴァ・アアルト・シンポジウム (フィンランド) への人材派遣助成事業
1998 国際交流基金日米センター - 現代舞踏公演「未来身体:The Body of Future」、シンポジウム「環境の身体誘導」
    (クランブルック・エデュケーショナル・ソサエティ、アメリカ合衆国) 開催への助成

「作品制作」「建築」「教育」などの異なる行為を再定義・融合させた活動を展開している。
活動では、無数の声(主観)が自律的にストーリー(シナリオ)を編み上げる「対話形式」を採用し、建築デザイン・教育プログラム・都市開発計画・アートプロジェクトなど広範な分野・領域へのその適用を実践している。

近年は国内外を問わず、都市居住環境を対象とした「対話的手法による共有イメージの生成」を多数試みている。またそこでは、より自由で活発な対話を誘導すべく、対話の場のデザイン・コミュニケーションツールの開発・対話情報のデータベース化などに取り組んでいる。なお、そのアプローチは、建築・美術を専門とする教育研究機関での演習指導から国際美術展でのワークショップ主催まで多様な現場・参加者とともに進められている。

ワークショップ「Urban Anchring」
(第8回アルヴァ・アアルト・国際シンポジウム フィンランド) 2000
「nIALL Project_OBIHIRO = wonder-land-scape, Post-it, Pin-up-city」
(とかち国際現代アート展 [デメーテル] 帯広市)
2002